マジョレル(LOUIS MAJORELLE)
マジョレル(LOUIS MAJORELLE)の買取
マジョレル(LOUIS MAJORELLE)は、 19世紀末から20 世紀初頭、主にヨーロッパを席巻し た装飾芸術であるアールヌーヴォー様式。19世紀半ば、王侯貴族が力を無くしていく中、裕福になりはじめた中産階級の人々がロココ調の装飾具を持つ事がステイタスの一種であった事もあり、ロココ様式がリバイバルする現象が起こった。しかし過去の流行様式が機械によって生産され、消費される現状に疑問を呈し
たデザイナー達は、それらをただ真似る事は決してせず、創意の跳躍台として利用しながら、再び芸術性を取り戻すべく、新しくデザイン改革を行った。それがアールヌーヴォーである。
花や自然から抽象された、流れるような形。うねるようなリズムのデザインによっ て図案化された線。アールヌーヴォーは、そんな形体や線の表現に装飾的な価値を与えている。アールヌーヴォーを代表するエベニスト(高級家具師)ルイ
マジョレルは、ナンシー派の重鎮として不動の地位を築 いた巨匠である。彼はバリの美術学校で絵画を学んで いたが、家業の家具工房を継ぐためナンシーへ帰還し、弟と家具工房の経営にあたった。当時はロココ様式の伝統に則り家具を製作していたが、そのスタイルを彼の卓越した才能によってモダンにアレンジし、次々とアールヌーヴォー様式にシフトさせた家具を生み出したという。美しく揺れる曲線装飾、うねる花や案のモ
チーフ、花模様の金メッキの装具、曲がり脚等、彼のデザイン感覚は非常に優雅で洗練されている。1890年 代後半には独立したデザイナーとして大衆の評価を勝
ち取りはじめ、1900年のバリ万博への出展を機にエベニストとしての名声は国際的なものとった。1901年に はナンシー派の副会長にも選出され、彼の黄金期を迎えた。
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